11月18日投開票の県知事選に向け、自民党県連などでつくる候補者選考委員会(国場幸一委員長)から出馬を要請された宜野湾市の佐喜真淳市長(53)が30日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで選考委員と面談し、要請の受諾を発表した。席上、佐喜真氏は「私が県知事選に出馬できる環境が構築されていると理解している。正式に受諾を表明したい」と述べた。
知事選を巡っては選考委のほか、宜野湾市内の商工業者らも佐喜真氏に出馬を要請していた。一方、佐喜真氏が出馬を決めたことで宜野湾市長選も実施されることになる。佐喜真氏の後継を巡っては、すでに候補者を選考する委員会が立ち上がっており、8月中旬をめどに候補者を決めたい考え。【琉球新報電子版】