沖縄の統一地方選、480人出馬へ 21町村議選の告示まで1ヵ月


この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦

 沖縄県内の市町村議員選挙が集中する統一地方選は、9月4日の21町村議員選挙の告示まで4日であと1カ月に迫った。大宜味村、伊是名村では同日、首長選が告示される。9月2日告示の5市議選(名護、沖縄、宜野湾、南城、石垣)とともに、9月9日に投票される。琉球新報の調べでは、3日までに今帰仁村議選(8月28日告示、9月2日投票)、北谷町議選(同)、うるま市議選(9月23日告示、同30日投票)を含めた29市町村議会の総定数421に対し、480人が立候補の準備を進めている。

 立候補予定者のうち、現職が330人で全体の68・8%を占め、新人は134人で27・9%。男女別では女性が48人で10%にとどまっている。女性が最も多いのは石垣市と北谷町の6人で、8町村は女性の立候補予定者はいない。

 9月4日告示の議員選挙は国頭村、大宜味村、東村、恩納村、宜野座村、伊江村、読谷村、中城村、北中城村、西原町、八重瀬町、南風原町、北大東村、座間味村、渡嘉敷村、粟国村、渡名喜村、伊平屋村、伊是名村、竹富町、与那国町の21議会。7月末から各市町村で立候補予定者者説明会が開催され、事実上の選挙戦が始まっている。一方、首長選挙は、9月2日に本部町長選、9月9日に大宜味村長選、伊是名村長選が投開票される。