40種目で初代王者 伝統空手と古武道の「型」 沖縄空手国際大会


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沖縄伝統空手国際大会で、上位入賞を果たして表彰される空手家たち=5日午後5時すぎ、那覇市の県立武道館(又吉康秀撮影)

 第1回沖縄空手国際大会(主催・同実行委員会、県、沖縄伝統空手道振興会)は5日、那覇市の県立武道館と豊見城市の沖縄空手会館で本大会第2日があり、50の国と地域から約1200人が出場し予選から競い合った伝統空手と古武道の「型」5部門40種目で、初代王者が決定した。

 競技後、県立武道館で閉会式と表彰式が行われ、伝統空手の首里・泊手系、那覇手系、上地流系、古武道棒、古武道サイの5部門40種目の上位3人まで計120人に金、銀、銅の各賞としてメダルなどが贈られた。

 試合を終えた空手家らは勝ち負けに関係なく、健闘をたたえ合った。

 6、7の両日には両会場で範士や教士によるセミナーが開催され、各流派の型の指導が行われる。延べ2300人が参加を予定している。大会最終日の7日午後6時半から那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで交流会が催され、1週間にわたった大会は閉幕する。