ペルー・リマ市郊外にある「沖縄ソロプチミスト・ベンチャー幼稚園」は6月28日、創立25周年記念祭を開催した。ペルー沖縄県人会のマリア・ルイサ・コハツ会長ら県人会のメンバーも出席し、メルバ・アイランポ園長ら園関係者と共に創立25年を祝った。
同幼稚園は、1993年にリマ市郊外のロス・オリーボス地区で、園児30人の受け入れから始まった。
97年の当時のフジモリ大統領の「国づくりは、先ず人づくりから」の政策に呼応して、国際ソロプチミスト沖縄と当時のベンチャーズ・クラブ沖縄(現在のジョイネス沖縄)の両団体が幼稚園建設の支援金をペルー文部省に送金し、幼稚園が建設された。99年の開園以降は、クリスマスプレゼント費用の寄付を続けている。
同幼稚園は現在、3歳児が77人、4歳児が109人、5歳児が131人の計317人がいる。毎年、園児数が増加していて、教室も5教室までに増えている。
(赤嶺光弘通信員)