暴力団みかじめ料 拒絶へ「縁切り隊」 沖縄県内初、国際通り屋台村


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 暴力団が用心棒代などとして飲食店から金銭を徴収する「みかじめ料」を拒絶するため、「国際通り屋台村みかじめ料等縁切り隊」(会長・横井聖司屋台村村長)の結成式が7日、那覇市牧志の屋台村で開かれた。高知県から始まった同種の取り組みは全国13都道府県で実施され、沖縄では初。

 隊は屋台村の20店舗や那覇署、県警組織犯罪対策課、沖縄弁護士会の民事介入暴力対策特別委員会、暴力団追放県民会議で構成する。県警によると、県内各地で同種取り組みを広げる予定という。

 横井会長は「断固としてみかじめ料の支払いを拒否し、暴力団など反社会的勢力の存在しない、安全で安心な沖縄の実現を目指しまい進する」と宣言した。