くらし

米滞在時の支援に感謝 要さん、姉が心臓移植 NYで比嘉さんと再会

比嘉良治さん(中央)と再会した要優貴さん(右)と友人の玉城響さん=3日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク=座波幸代本紙特派員】2011年、拘束型心筋症を患い心臓移植手術のため渡米した要美優さんの弟、優貴さん(16)=陽明2年=は3日、名護市出身で米ニューヨーク在住の写真家、比嘉良治さん(80)の下を訪れた。当時小学4年生だった優貴さんは当時、両親と共に渡米。家族は美優さんの手術から回復までの約7カ月間、比嘉さんの全面的なサポートを受けた。優貴さんは「ニューヨークにまた来てヨシさんに感謝したかった」と再会を喜んだ。

 優貴さんは神森中の同級生、玉城響さん(16)=浦添商2年=と共に1~8日までの日程でニューヨークを訪れ、比嘉さん宅に滞在。当時通った小学校の友人に会いに行ったり、自由の女神を見に行ったりと、「小学生の時とはまた違う米国を見たかった」と話す優貴さん。玉城さんも「みんなハローと気軽に声をかけてくれて、フレンドリーで日本と違う」と初めての米国に刺激を受けた様子だ。

 比嘉さんは7年前、在ニューヨークの日本人らに呼び掛けて美優さんの「応援団」を結成し、病院や学校、日々の暮らしなど、要家をサポートした。

 地元の公立小学校に通った優貴さんは、アルファベットも分からず「怖くて毎日泣いていた」と言う。優貴さんの小学校の入学手続きも手伝い、「学校の初日にたくさん予防注射をされて泣いていた。あめ玉をもらって泣きやんだんだよ」と、成長した優貴さんとの思い出話に花を咲かせた。