高文祭の放送で入賞


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郷土芸能部門で優良賞を獲得した八重山高校「今日が日ば黄金日ば~黒島保里村の芸能」=長野県伊那文化会館

 【長野県で黒田華】第42回全国高校総合文化祭第4日は10日、長野県各地で行い、放送部門でアナウンスの久場晴奈さん(17)=那覇国際3年=が1位の優秀賞(8人)、砂川桜渚さん(17)=具志川2年=がこれに次ぐ審査員特別賞(4人)に輝いた。郷土芸能部門では、八重山が3位相当の優良賞に入った。

 放送の久場さんは、県内の画家を紹介し作品展への来場を呼び掛けた。審査員に「沖縄に行きたくなった」と評され「力まず、自然に語り掛けられたのがよかったのかも」と振り返り、栄冠を「信じられない」と喜んだ。砂川さんは「発声練習をするなど頑張っている全国の仲間を見て、もっと頑張ろうと思った」とさらに上を目指すことを誓った。

 八重山は、黒島の保里集落に伝わる四つの踊りを披露した。息を合わせ、内側から喜びがあふれ出すような舞台をつくり上げた。

 花城美海部長(18)=3年=は「継承してくれた先人への感謝を込めて踊った」と笑顔を見せた。