興南3回戦進出ならず 木更津総合に0―7


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1回戦に続いて先発マウンドに上がった興南の藤木琉悠=15日、甲子園

 第100回全国高校野球選手権大会第11日は15日、甲子園球場で2回戦が行われた。興南(沖縄)は木更津総合(東千葉)に0―7で敗れ、3回戦進出はならなかった。

 興南は一回に1死一、二塁、2死二、三塁と築いた得点機をいずれも生かせず、直後の二回に木更津総合が2死走者なしから失策で出塁、左前二塁適時打で1点を先制した。

 木更津総合は五回にソロ本塁打で1点を追加すると、七回に1点、八回に2点と着実に加点、九回には長打を含む3安打で2点を挙げてダメ押しした。

 興南は一回から六回まで毎回安打を放ち、何度も得点圏へ走者を進めたがあと一本が出ず、相手外野手の好返球にも阻まれた。八回の無死一、二塁もチャンスを生かせなかった。

 興南は守備では三回、捕手・遠矢大雅の好送球や遊撃手・勝連大稀のダイビングキャッチからの併殺でピンチをしのぐなどしたが、終盤の勝負どころでほころびが出て相手に流れを与えた。五回1死一塁からマウンドに上がった宮城大弥はこの回、後続を凡打で切り抜けると、六、七回もけん制で走者を刺すなど好投したが、相手打線を前に力尽きた。

【琉球新報電子版】