政治

態勢構築が急務 宜野湾市長選 仲西氏出馬へ

<解説>
 難航した宜野湾市長選の市政野党の候補者人選は、県高校PTA連合会前会長の仲西春雅氏(57)を擁立することで収束した。人選では県議らの名前が挙がったが、いずれも固辞の意思が強いため擁立には至らず、告示まで1カ月を切る“待ったなし”の状況となっていた。その中で候補に挙がった仲西氏が意欲を示したため擁立を決めた。

 仲西氏は浦添市出身だが、20年以上宜野湾市に住んでいる。昨年12月の米軍機による普天間第二小窓落下事故を受けて開かれた、教育関係者による市民大会では実行委員長を務めた。現在署名活動中の「宜野湾市平和な空を守る条例」制定請願の会の共同代表でもある。

 「まだ市内での知名度は低い」(選考委関係者)との見立てだが、普天間第二小の事故を含め、今選挙最大の争点となる米軍普天間飛行場の返還問題で、これまで自身の主張を発信してきたことを評価した。

 ただ与党候補で市副市長の松川正則氏(64)は、既に県知事選に出馬する佐喜真淳前宜野湾市長(54)とのセット戦術を展開しており、出遅れ感は否めない。仲西氏には選挙経験もないため、「超短期決戦」の中、選挙態勢の構築が急務となっている。
 (長嶺真輝)



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