経済

高速船で那覇―本部結ぶ 第一交通など実験開始 来春運航目指す

那覇市―本部町を結ぶ高速船の実証実験の高速船入港歓迎式に参加した本部町役場や内閣府沖縄総合事務局の関係者ら=9月1日、本部町の渡久地港

 【本部】内閣府沖縄担当部局と第一交通産業グループは1日、那覇市(那覇ふ頭旅客待合所)―本部町(渡久地港旅客待合所)間を90分で結ぶ高速船の直行便と、那覇市を出発し北谷町と恩納村、名護市を経由して本部に着く経由便の実証実験を始めた。実験は1~3日、7~9日の計6日間実施する。高速船は来年4月の就航を目指す。

 実証実験は利用者のニーズや運航の課題などを把握することが目的。この日、那覇市を出発した直行便と経由便が本部町の渡久地港に到着すると、関係者が高速船入港歓迎式を開いた。

 本部町内には人気の高い観光地の沖縄美ら海水族館がある。来場者が集中する時間には周辺道路が渋滞するという。歓迎式であいさつした高良文雄町長は「陸路に加え、海路で本部町に来る手段ができれば、渋滞も緩和する。定期運航に向けて取り組みを進めてほしい」と話した。

 沖縄総合事務局の仲程倫由次長は「高速船は交通環境の改善を図り、観光の促進につなげることが目的だ」と話した。

 高速船の直行便は片道3千円、経由便は2千円。問い合わせは第一交通の子会社の第一マリンサービス(電話)098(860)0152。