【ホノルルで謝花史哲】沖縄の音楽や伝統文化、料理などが楽しめる「第36回沖縄フェスティバル」(主催・ハワイ沖縄連合会)が1日(日本時間2日)、米ハワイ州ホノルル市のハワイコンベンションセンターで開かれ、多くの人でにぎわった。2日まで。ハワイ沖縄プラザの落成に合わせ県内からも芸能関係者が来訪。会場を盛り上げ、ハワイの県系人と交流を深めた。
舞台はエイサーや三線、空手演武、沖縄の音楽に合わせたフラダンス、舞踊など17演目が披露され、最後は沖縄民謡による盆踊りで締めくくった。会場には約2万5千人が来場し、沖縄の文化や食を堪能した。
フェスティバルで今回初めてエイサーを披露した北谷町青年連合会の仲尾靖史会長は「にぎわいがすごい」とハワイ県系人の結束力を肌で感じた様子で「お互い刺激になった。楽しんでくれたようで良かった」と目を細めた。
長年ハワイで琉球舞踊を指導してきた仲宗根芳子さんは「36回にもなるが、あっという間。最近は若い世代も舞踊も上手になり安心して見られるようになってきた」と催しの成功や後輩たちの成長を喜んだ。