2018年県内統一地方選は4日、5町16村議会の議員選挙、大宜味、伊是名の2村の首長選挙が告示された。9日の投票に向け、前日の8日まで5日間の激しい戦いが繰り広げられる。大宜味村長選、北大東村議選は無投票当選となった。
4日午前に立候補届けを済ませた候補者は、支持者と共に出陣式で勝利を誓い合った後、街頭に繰り出した。
日差しが照り付ける中、汗をにじませながら有権者に支持を訴える各陣営の声が各地に響いた。
21町村議選には総定数237に対し278人が立候補を届け出た。このうち北大東村は定数を超える立候補がなく、無投票で当選者が決まった。
9月2日に告示された名護、沖縄、宜野湾、南城、石垣の5市議選を合わせた計25市町村で9日に一斉に投票が実施され、竹富町(10日開票)以外は即日開票される。
4日告示された21町村議選の立候補者の内訳は現職が189人(68%)を占め、新人は81人(29%)、前職が6人、元職が2人となっている。男女別では男性が9割の253人を占め、女性の立候補者は25人となっている。
無投票の北大東村を除いた20町村全体の競争率は1・17倍で、少数激戦となっている。
2日に告示された5市議選を含め、9日投票の25市町村で総定数356を立候補者425人が争う。(統一地方選取材班)【琉球新報電子版】