統一地方選 無所属候補が86% 現職278人に挑む


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 統一地方選は9日、5市5町15村の計25市町村議会議員選挙が一斉に投票される。選挙戦で各候補者は子育てや教育環境の充実、経済の活性化などを訴えた。立候補者425人の内訳は、現職が278人と全体の3分の2を占め、新人131人、前職13人、元職3人と続いている。男女別では男性384人に対して女性は41人で、ほぼ9対1の割合となっている。

 選挙戦で各候補は、まちづくりなど地域活性化策のほか、子育てや教育、高齢者福祉の充実などを訴えてきた。また、地域ごとの課題解決に向けても論戦を繰り広げてきた。

 候補者の政党別では、共産の20人が最多で、公明16人、自民10人、社民6人、社大2人、維新1人、立民1人と続く。また、候補者の86%に当たる367人が無所属となっており、地縁や血縁を重視する地方選挙の特徴が出ている。年代別では、70代が40人、60代が181人、50代が110人、40代が65人、30代が27人。20代は新人の2人となっている。(統一地方選取材班)