沖縄で初開催される「技能五輪全国大会・全国アビリンピック」の県勢選手の結団式が11日、県庁で開かれた。技能五輪は31職種111人、アビリンピックでは19職種29人の計140人が出場する。県からの出場者は過去最多となる。
アビリンピックの表計算種目に出場する全保連の宮里政也さんが決意表明し、「努力を続けてこられたのは、家族や仲間の理解があったからだ。障がいがあってもこれだけは負けないぞと気持ちを奮い立たせている。沖縄から日本一を目指して頑張っていこう」と思いを語った。
謝花喜一郎副知事は「次代を担う若人が技能を通して生き方を学ぶ機会になる。自信と県代表という誇りを胸に、持てる技能を存分に発揮してほしい」と激励した。
大会は11月2日から5日までの4日間。奥武山陸上競技場など県内各地で開催される。