那覇オーパ、来月13日開業 カフーナ旭橋 沖縄の食や文化発信 全国人気店など50店


この記事を書いた人 大森 茂夫
OPAが再進出するカフーナ旭橋A街区の完成予想図(OPA提供)

 全国でファッションビルを運営するOPA(千葉県、奥田晴彦社長)は12日に那覇市内で会見を開き、都市型商業施設「那覇オーパ」を那覇市泉崎のカフーナ旭橋A街区内に開店すると発表した。10月13日午前10時にグランドオープンする。「CONNECT OKINAWA」を店舗のコンセプトに掲げ、沖縄独自の食や文化と日本・海外のトレンドを融合させることを目指す。

 那覇オーパはカフーナ旭橋A街区の2階と3階の商業施設ゾーンに入る。売り場面積は約5200平方メートルで、沖縄初出店の25店を含む約50店舗が営業する。「ミラオーウェン」や「ジェラートピケ」など全国的に人気の高いファッション店のほか、県内企業の店舗も入居する。

 年間の来店者は約300万人を見込んでおり、地元客を中心に観光客を取り込むことも想定。20~40代をターゲットとしており、旭橋周辺の居住者や近隣企業の社員が気軽に立ち寄れるような店舗をつくる。

 那覇オーパは1996年から2013年まで国際通り沿いの旧フェスティバルビルで営業していた。奥田社長は入域観光客数の増加に伴い沖縄が活気づいていることに触れて「沖縄は魅力的なマーケットだ。那覇に戻ってこられて感慨深いものがある」と述べた。新たな那覇オーパについて「国際通りから進化し、この地に根付きながら都市型の商業施設として生まれ変わりたい」と強調した。