30日投開票の宜野湾市長選が、23日に告示される。新人で前宜野湾市副市長の松川正則氏(65)=自民、公明、維新推薦=と新人で県高校PTA連合会前会長の仲西春雅氏(57)=社民、共産、社大、自由、国民民主、立民推薦=が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。両氏とも米軍普天間飛行場の返還・移設問題を最重要課題に位置付け、激しい前哨戦を繰り広げている。
選挙戦では米軍基地の跡地利用法や地域活性化、待機児童問題、教育政策なども主な争点になる。県知事選と同日選のため、松川氏は前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)、仲西氏は前衆院議員の玉城デニー氏(58)と、それぞれ知事選候補とセット戦術を展開している。
松川氏は23日午前8時半から市普天間の普天間りうぼう前で出陣式を、仲西氏は午前8時半から市上原の沖縄海邦銀行普天間支店前で出発式を開く。 (宜野湾市長選取材班)