沖縄県知事選、期日前きょうで終了 渡名喜村 各市町も対応進める


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選挙で投票する男性(写真と本文は直接関係ありません)

 29日から沖縄県知事選投開票日の30日にかけて台風24号が沖縄地方に接近する影響で、渡名喜村は27日、29日の期日前投票を実施しないことを決めた。

 那覇市、沖縄市、糸満市、八重瀬町、読谷村、渡嘉敷村の6市町村は、暴風警報が発表され公共交通機関が止まった場合、29日の期日前投票の投票所を閉鎖する方針を決めた。那覇市は29日の午後3時までに暴風警報が解除され、公共交通機関の運行が再開した場合は、警報解除から2時間後に本庁舎でのみ投票を実施する。

 宮古島市は期日前投票所の平良庁舎1階ロビーが台風の避難所に指定されているため、暴風警報が出た場合は投票所を同庁舎5階の市選挙管理委員会に移す。

 県選挙管理委員会は、30日に暴風警報が発表されても、交通の遮断や投票所の被災、特別警報発令などがない限り予定通り投票を実施するとしている。期日前投票に関しては市町村の選管に判断が任されており、対応が分かれている。