地元で身体障害者スポーツ大会、活躍誓う 糸満市選手団、元気に結団式


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 【糸満】第54回沖縄県身体障害者スポーツ大会に出場する糸満市選手団の結団式が9月21日、糸満市役所で開かれた。選手18人のうち、陸上などに出場する8人が参加。今年は糸満市で開催されることから、地元での大会で日頃の成果を発揮することを誓った。

糸満魂を発揮し、楽しく競技することを誓った糸満市選手団の団員ら=9月21日、糸満市役所

 県身体障害者スポーツ大会は、障がいのある人たちがスポーツの楽しさを体験し、県民の障がいへの理解を深めようと開かれている。今年は10月6日に糸満市西崎運動公園陸上競技場で開会式と閉会式、陸上競技が開催される。

 団長で市身体障害者協会会長の豊平朝清さんは「スポーツはリハビリの一つで、健康長寿を伸ばす良い機会になっている。地元開催なので、訓練したことを発揮できるよう、ぜひ応援よろしくお願いします」とあいさつした。

 選手宣誓では、陸上(200メートル)などに出場する徳元清勇さんが「糸満魂を存分に発揮し、楽しく競技することを誓います」と力強く宣言した。

 上原昭市長は「けがのないよう練習の成果を発揮し、楽しい大会になるよう頑張ってください」と激励した。