観光情報拠点開所 沖縄らしさアピール


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 沖縄県文化観光スポーツ部は1日、カフーナ旭橋A街区に設立した「沖縄観光情報センター」の開所式を執り行った。観光関係者らが出席し、開所を祝った。同センターでは観光地案内のほか、日本の文化体験やイベント開催ができるスペースを設けた。赤い漆喰の壁や、県の特産品の展示で「沖縄らしさ」をアピールしている。

テープカットをする嘉手苅孝夫県文化観光スポーツ部長(左から4人目)、沖縄観光コンベンションビューローの平良朝敬会長(同5人目)ら=1日、那覇市のカフーナ旭橋A街区

 琉球畳のコーナーでは、着物を羽織って写真撮影ができ、本格的な着付けの希望者には衣装レンタル・着付け専門店を紹介する。習字や折り紙も体験できる。

 バリアフリーの観光施設案内も行い、車いすやベビーカーの貸し出しもできる。県内から県外に旅行に行く際に借りることもできる。荷物預かりや配送も行う。

 14日までは、県内観光地を仮想体験できるVR(仮想現実)機器も設置している。