台風25号の接近により4日は海や空、バスなど交通機関に大きな影響が出た。那覇空港や宮古、石垣を発着する便は少なくとも285便が欠航し、3万6千人以上の足に影響した。午後には沖縄本島地方と先島諸島に暴雨警報が出され、その後、沖縄都市モノレールと各路線バスが運休になった。5日も海や空の便への影響は続く。
4日の欠航は全日空(ANA)96便、日本トランスオーシャン航空(JTA)57便、琉球エアーコミューター(RAC)41便など。
5日も多くの航空会社が正午ごろまで欠航する。少なくとも148便の欠航が決まっており、1万6千人以上に影響が出る見込み。
沖縄旅客船協会によると、4日は本島と離島を結ぶ便など199便が欠航した。5日は本部町水納と渡久地を結ぶ便など13便の欠航は決まっている。4日午後から運休となった沖縄都市モノレールと路線バス。5日の運行は台風の状況を見て判断するとしている。【琉球新報電子版】