台風25号 沖縄本島地方は5日昼前まで暴風に警戒を


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台風25号の経路図(5日午前4時現在、気象庁HPより)

 大型で強い台風25号は5日午前3時現在、久米島の西北西約80キロの海上にあり、1時間におよそ25キロの速さで北北西へ進んでいる。中心気圧は965ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。台風は今後、強い勢力を維持しながら、久米島の西北西海上を北北西へ進み、東シナ海に進む見込み。沖縄気象台は沖縄本島地方は5日昼前まで暴風への厳重な警戒、先島諸島では5日夕方まで、大東島地方では5日昼前まで強風への十分な注意を呼び掛けている。

台風25号の進路予報(5日午前4時現在、気象庁HPより)

 沖縄気象台は5日午前5時現在、沖縄本島地方に暴風警報を発表している。沖縄市、うるま市、嘉手納町、国頭村、名護市、恩納村は大雨警報(土砂災害)も発表されている。

 5日は沖縄本島地方で最大瞬間風速45メートルの猛烈な風が吹く見込み。宮古島地方でも最大瞬間風速35メートル、大東島地方と八重山地方は最大瞬間風速30メートルが予想される。

 沖縄気象台によると、6日午前6時までの24時間に予想される雨量は多いところで沖縄本島地方100ミリとなっている。【琉球新報電子版】