【浦添】全日本空輸(ANA、平子裕志社長)が命名権(ネーミングライツ)を取得した浦添運動公園の新名称「ANA SPORTS PARK 浦添」の始動を祝う式典が10日、同公園で開かれた。ANA SPORTS PARK 浦添は1日から同名称で運営しており、式典にはANAと浦添市の関係者が出席し、同公園でのスポーツを通した地域振興を連携して進めていくことを確認した。
式典は大平保育園の園児らのダンスで幕開けした。松本哲治市長やANA沖縄支社の近藤博之支社長らがテープカットした後、新名称が書かれた看板を除幕した。関係者は歓声と拍手で公園の新たな出発を祝った。
除幕式で近藤支社長は「浦添北道路も開通し、空港に近い浦添市は発展が期待できる。公園を通じて航空産業や観光にも関心を持ってもらえれば」と話した。
松本市長は「ANAと共に、公園を通してスポーツ振興などを図っていきたい」と語った。【琉球新報電子版】