第18回全国障害者スポーツ大会(福井しあわせ元気大会)は13日、福井県で開幕する。開幕を前に11日、沖縄県選手団の結団式が那覇空港で開かれた。選手と役員計82人が大会での健闘を誓い、笑顔で開催地の福井県へ出発した。
団長を務める県手をつなぐ育成会の田中寛理事長は「最後まであきらめず戦い、全国の仲間との交流を楽しんでほしい。明るい顔で沖縄に帰ってこよう」と選手らに呼び掛けた。
選手を代表し、バスケットボールに出場する東江美波は「大会ではこれまでやってきた全てのことを出したい。支えてくれた人への感謝を忘れず、精いっぱい頑張る」と力強くあいさつした。
県勢は13~15日の大会期間中、陸上や水泳など個人種目に31人、女子バレーボールと女子バスケットボールの団体競技に20人の計51人が参加する。