沖縄そば1200食を無料で配布! 16日は新報ビルへ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
沖縄そばの無料配布への来場を呼び掛ける(右から)沖縄生麺協同組合の宮城實理事長、武原康博理事、沖縄製粉の小渡博樹さん=11日、那覇市泉崎の琉球新報社

 10月17日の「沖縄そばの日」を前に沖縄そばにさらに親しんでもらおうと、沖縄生麺協同組合(宮城實理事長)は16日、那覇市泉崎の琉球新報社1階の公開空地で沖縄そば600袋(1200食分)を先着で無料配布する。同組合が沖縄そばを無料配布するのは約10年ぶり。宮城理事長らが11日、琉球新報を訪れ「県民だけでなく、県外、国外の人にも食べてもらいたい」と来場を呼び掛けた。

 無料配布は16日午前11時、午後0時半からの2回で、いずれも300袋とそばのだし付き。1人1袋限定で、先着順のため受け取りには30分前に配布する整理券が必要となる。

 「沖縄そば」はそば粉を使用していないため、日本復帰後は呼び方が認められていなかった。同組合は県民に親しまれている「そば」の呼称を維持させようと運動し、1978年10月17日に公正取引委員会が特殊名称として呼称認定した。ことしは認定から40年となる。