那覇市長選 きょう告示 一騎打ちの公算


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14日告示される那覇市長選挙で立候補を予定している(左から)城間幹子氏、翁長政俊氏

 21日投開票の那覇市長選挙は14日、告示を迎え、7日間の選挙戦に突入する。無所属現職の城間幹子氏(67)、無所属新人で前県議の翁長政俊氏(69)=自民、公明、維新、希望推薦=の2氏による一騎打ちとなる公算で、子育て施策の充実や街づくりなどを争点に選挙戦が繰り広げられる。各種政策とともに、城間市政の4年間の評価が問われる。

 13日時点の選挙人名簿登録者数は25万9188人(男性12万3894人、女性13万5294人)。両氏は集会で政策を訴えるなど支持拡大に奔走している。

 翁長雄志前知事の死去に伴う知事選から2週間で告示を迎える。両氏共に政党間の協力態勢などは知事選の枠組みを維持したまま選挙戦を展開する。両陣営は、経済界や労組などの組織票固めに加え、無党派層の獲得に注力する考えで、どれだけ政策を浸透できるかが勝敗を分ける鍵となる。

 城間氏は14日午前8時30分から、県庁前の県民広場で出発式を開く。翁長氏は14日午前8時30分から、那覇市牧志の選挙事務所(いとみね会館)前で出陣式を開く。