【ボリビア】夢や戦争題材に日本語作文発表 オキナワ第一日ボ学校


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 オキナワ第一日ボ学校(井上久美校長)主催の「第32回校内お話大会」が9月7日、オキナワ移住地の第一地域公民館で開かれた。全児童・生徒95人が他の児童・生徒や家族の前で日本語で作文を発表した=写真。作文には、家族や学校生活、戦争、将来の夢などについて、子どもたちの思いがつづられていた。

 中学女子の部では、「将来の夢」と題して発表した新垣美奈さん(13)が優秀賞を受賞した。新垣さんは、夢を抱いたきっかけや実現に向けた目標について堂々と語った。

 表現、内容、態度から審査され、各クラスから優秀賞と特別賞が選ばれた。審査委員長を務めた沖縄県からの派遣教諭、稲井茂幸さんが成績を発表した。日本語教師の清水香織さんは「原稿をしっかりと覚えて話すことができていた点が素晴らしい」と講評。作文については「生き方が見える内容だった」とした。受賞者は次の通り。(敬称略)

 【優秀賞】ドゥランレオネル、城間けんた、金城るい、具志堅めい、諸見謝春夏、新垣美奈、中田唯

 【特別賞】ノエルッ、クエヤルりゅうせい、フスティニアノルイス、セデニオマリアエラ、諸見謝愛菜、諸見謝和也、比嘉貞雄
(安里玉元三奈美通信員)