学生目線で「沖縄観光」 OCVB 新たにプロジェクト


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 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、平良朝敬会長)は2020年東京五輪開催に伴い、日本を代表する観光地として世界から選ばれる沖縄になるために何をすべきか“学生目線”で考える「沖縄観光2020プロジェクト」を新たに立ち上げる。24日の定例会見で発表した。学生が観光に関する講義やOCVBトップらとの意見交換などを通じ、課題に対する施策を考案し、年度末を軸に県に提言する。

 新プロジェクトは昨年度までに行われた県の事業の一環で卒業旅行プランを作る「学卒プロジェクト」を発展させた。OCVBと日本トランスオーシャン航空(JTA)、JALJTAセールスの3社が協力し、観光を通じて沖縄の豊かな未来を展望する。

 参加できるのは県内の大学、短期大学、専門学校に在学する学生が対象。5人1組での応募が必要で、最大60人。OCVBのWebサイトからエントリーシートをダウンロードしてメールで申し込む。その内容はOCVBが例年、県に提案している「沖縄観光振興に関する提言書」に「学生枠」として盛り込むことを検討している。

 平良会長は「観光とは何か。学生目線で自由に発想してもらいたい」と期待した。