宜保がオリックス5位で指名 宮城は横浜育成1位 プロ野球ドラフト


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
オリックスから5位で指名され野球部の仲間と喜ぶKBC未来沖縄高の宜保翔(前列左から3人目)=25日午後7時ごろ、那覇市の同校(喜瀨守昭撮影)

 プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が25日、東京都内のホテルであり、豊見城市出身の宜保翔内野手(長嶺中―KBC未来沖縄高3年)がオリックスから5位指名を受けた。KBC未来沖縄の選手へのドラフト指名は初。嘉手納町出身の宮城滝太投手(嘉手納中―滋賀学園)はDeNAの育成1位指名を受けた。

 宜保は遊撃手としてだけでなく、140㌔を超える直球を武器にこの春、投手デビュー。3月の県春季大会決勝で興南を完封し、創部4年目のチームを初優勝に導いた。続く春季九州大会では3試合先発して2完投。九州初出場の母校を4強に導いた。宜保は「指名が来てほっとしている。走攻守バランスの取れた選手になりたい」と話した。
 投打で大阪桐蔭高の春夏連覇に貢献した根尾昂内野手は4球団から1位指名され、中日が交渉権を獲得。根尾のチームメートの藤原恭大外野手は3球団から1位指名され、ロッテが交渉権を得た。今夏の甲子園大会で準優勝した秋田・金足農業高の吉田輝星投手は日本ハムの外れ1位で指名を受けた。【琉球新報電子版】