【沖縄】暴力団が用心棒代などとして飲食店から金銭を徴収する「みかじめ料」を拒絶するため、沖縄市美里の吉原地区の飲食店事業者らは「吉原地区みかじめ料等縁切り隊」を発足した。24日、沖縄市社会福祉センターで結成式が開かれた。那覇市牧志の屋台村に続き、県内では2例目。
結成式では暴力団追放県民会議の田場広志専務理事からステッカーの贈呈もあった。店舗にステッカーを貼り、みかじめ料の徴収を抑止することが狙い。
隊長を務める吉原美ら里会の比嘉盛秀会長は「暴力のない安全安心な暮らしのため関係団体と協力し、地域活性化に向け活動していく」とあいさつした。吉原自治会の又吉博美会長は「暴力団など反社会的勢力の存在しない安全で安心な沖縄の実現を目指してまい進する」と宣言した。