経済

泡盛、アイスランドへ 忠孝酒造、瑞泉酒造、久米島の久米仙 欧米市場展開狙う

アイスランドに輸出する泡盛「RYUKYU1429」

 忠孝酒造(大城勤社長)と久米島の久米仙(島袋正也社長)、瑞泉酒造(佐久本学社長)の酒造3社は情報通信関連事業のブルーシップ沖縄(慶松大海代表)と連携して、泡盛をアイスランドに輸出する。カクテルの素材として活用しながら泡盛の認知度を高める。将来的に欧州の主要都市や米国に輸出することを視野に入れ、泡盛出荷量の増加につなげる。

 酒造3社が製造したオリジナルブランド「RYUKYU1429」をアイスランド向けに輸出する。久米島の久米仙の「MIZU」、忠孝酒造の「TSUCHI」、瑞泉酒造の「KAZE」の3種類がある。アルコールは43度、価格は税抜き9千円から1万2千円となる予定。12月中旬に沖縄から出荷し、来年2月中旬から販売を開始する。1年間で千本の出荷を見込んでいる。


「RYUKYU1429」のアイスランド輸出を発表する(左から)バーテンダーのヨンムンドル・ソルスタインソン氏、大城勤氏、島袋正也氏、佐久本学氏、慶松大海氏=30日、那覇市の沖縄総合事務局

 アイスランドの市場は顧客の反応を確認するのに適した規模のため、泡盛の輸出先として選定した。

 忠孝酒造の大城社長は「泡盛は健康にもいい蒸留酒であることを強調したい」と意気込む。久米島の久米仙の島袋社長は「泡盛を海外で広めて欧州からの観光客も呼び込みたい」と目標を掲げる。瑞泉酒造の佐久本社長は「泡盛は世界に通用するハードリカーだ。今後もどんどん展開していく」と決意を述べた。