沖縄県内3行 計21%減益 中間決算 総融資量は5%増


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 県内地銀3行(琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行)の2018年9月中間連結決算が9日までに出そろった。3行ともに減収減益となり、経常収益の合計は前年同期比2・3%減の628億6200万円、経常利益の合計は同22・2%減の93億700万円、純利益は同21・2%減の62億4千万円となった。

 好調な県内景気による資金需要の増加を受け、3行の総融資量は同5・1%増の3兆6438億8千万円となった。強い不動産需要を受けて、不動産業向け融資は全体として増加している。日本銀行のマイナス金利政策の影響で貸出金利回りは引き続き低下しているが、ペースはマイナス金利導入当初に比べて緩和した。本業のもうけを示すコア業務純益は合計で同5・8%増の87億8600万円となった。銀行の規模を示す総資産は合計で同4・1%増の5兆3729億7300万円。不良債権残高は同2・6%減の576億1300万円だった。