子どもたちのこれまでの無事と今後の健やかな成長を願う七五三祭が15日、那覇市若狭の波上宮であった。3歳と5歳になった子供たちが保護者や保育士に連れられてお参りした。
午前10時から始まった儀式で宮司から玉串をもらうと、晴れ着に身を包んだ子供たちは前に出て机の上に備え手を合わせた。儀式の最中、少し緊張した面持ちだったものの、千歳飴(ちとせあめ)を手にする際には笑顔を見せた。
名護市の瀬嵩保育所に通う深田つむぎちゃん(3)は「楽しかった」と語り満足げだった。母親の麻衣さん(36)は「集中力が高い子なので、その長所を伸ばしていってほしい」と話した。
波上宮は朝から、七五三を迎える子どもたちが和服やスーツ、ワンピース姿で集まり、にぎわった。【琉球新報電子版】