県民投票向け準備会 与党、新組織発足へ始動


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 名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票に向けて、県政与党や労働組合、企業で組織する調整会議(照屋大河議長)は23日、那覇市の自治労で会合を開き、建設に反対の民意を示す会の結成に向けた準備会を発足した。月内中の会発足を目指しており、名称は「辺野古埋め立て・新基地建設反対の民意を示す連絡会」とする予定。

 27日に2回目の会合を開き、連絡会のトップを含め組織体制について詰めの協議を行う。会合終了後、照屋議長は記者団に「今月いっぱいの立ち上げを目標に準備を進める。幅広く運動を展開し、連絡会に賛同する団体を増やしていきたい」と話した。照屋氏によると共同代表制の採用も視野に入れている。