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西原男女 全国へ 春高バレー県代表決定戦

 バレーボールの第71回全日本高校選手権大会(春高バレー)沖縄県代表決定戦は23日、豊見城市民体育館で最終日があり、男女で西原が頂点に立った。男子決勝で西原は3―0で美里工を制して9年連続24回目、女子決勝は西原が3―0で小禄を下して4年連続8回目の制覇となった。男女西原は県代表として春高バレー(2019年1月5~13日、東京都調布市の武蔵の森総合スポーツプラザ)出場を決めた。


男子決勝 西原―美里工 相手のスパイクをブロックする西原の山城友佑(右)と池城浩太朗=23日、豊見城市民体育館(古堅宗陽撮影)

◇男子V9 山城 抜てきに応え活躍

 6月の九州初制覇やインターハイでの健闘と16強入りから一転、まさかの国体九州ブロック予選敗退や県新人2位など苦戦を強いられた男子西原が、コンビバレーで美里工を3―0と退けた。故障者もおり通常と異なる配置の中、長年のベンチからセンターに抜てきされた3年の山城友佑が「しっかり活躍できるよう、頑張ってきた」と初めてのセンターコートで輝いた。

 山城はチーム最高身長の188センチ。去年の県新人からセンターのレギュラーの座を失った。レフトの2年生エース・仲村英治が故障でリベロに回ったため、今大会直前にスタメン入り。スパイクや高いブロックで攻守に貢献し、初の全国出場へアピールした。

 山城をはじめ、スパイカー陣はセッター茂太隆次郎の巧みなトスでクイックや時間差を組み合わせ、美里工守備を散らした。3年の茂太は最後の春高に「自分も攻撃に参加し、日本一を取りたい」と決意する。

 腰の疲労骨折で一時は体が動かせず、県新人から初めてのリベロを担う仲村は、粘りのレシーブでチームに力を与え「日本一を取りたい」と意欲を見せた。宮平尚典主将は「3年間の最後なので優勝を狙っていきたい」。山も谷も越えてきた西原が、一丸でオレンジコートに向かう。 (石井恭子)


女子決勝 西原―小録 ブロックに跳ぶ西原の松田夏鈴(7)、山城春菜(3)

◇「3年の意地」で雪辱 女子V4 集大成、底力見せる

 県新人で小禄に優勝をさらわれた女子西原が、「3年生の意地」(伊佐なつめ主将)で同カードの決勝を制した。スパイクやバックアタックを量産したエースの名嘉山友愛、粘るリベロの新垣友里奈、そしてピンチサーバーからレフトに抜てきされた山城春菜。集大成の県代表決定戦で、3年生が春高出場常連の底力を見せつけた。

 1年生エースのけがでスタメン入りした山城は、名嘉山が後衛に下がった後のネット際を死守。チームの信頼を意気に感じ、「絶好調だった」とかつてなくスパイクも決めて見せた。

 攻撃に転じるレシーブを意識し、総合力向上を狙う。春高では「楽しんで暴れたい。レシーブから粘る」(名嘉山)と、守備からの攻撃を起点に戦う。









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