サッカーJ3でJ2昇格とJ3頂点を決めたFC琉球の優勝パレードが24日、ホームタウンの沖縄市内で開かれた。「オキナワコクサイカーニバル」の一環として行い、選手らは国道330号の園田交差点から胡屋十字路までの約600メートルを練り歩き、多くのファンと喜びを分かち合った。パレード後は、優勝報告セレモニーも行われた。
セレモニーは運営母体の琉球フットボールクラブの倉林啓士郎社長、金鍾成監督がスピーチで登壇し、優勝の喜びと感謝の言葉を述べた。県出身の徳元悠平選手、上門知樹選手、知念雄太郎選手の3人も登場し、「何とか皆さんのおかげで優勝できた。来季のJ2でも優勝したい」と話した。
創立15年でJ3参入5年の琉球は、3日のホーム戦で群馬との上位対決を制し、J2昇格とJ3優勝を決めた。4節を残して優勝するのはリーグ最速。琉球はJ2昇格とJ3優勝の二つのほか、23日の相模原との最終ホーム戦を5―1で勝利し、ホーム無敗の快挙も達成。この記録は2006年にJ1の浦和がホーム無敗記録を打ち立てて以降、Jリーグで2例目。
リーグ最終節は、12月2日、富山県総合運動公園陸上競技場で行う。J2昇格とJ3優勝の報告会が、26日午後3時から県庁1階の県民ホールで行われる。