経済

伊万里焼に泡盛 久米島の米島酒造 70年記念でコラボ

伊万里焼のボトルを採用した米島酒造の70周年記念泡盛「刻樂(KIZARAKU)」と4代目の田場俊之社長=24日

 1948年に創業した米島酒造(久米島町、田場俊之社長)は、佐賀県の伊万里焼・太一郎窯とコラボした創業70周年記念泡盛「刻樂(KIZARAKU)」を離島フェア2018で販売している。夜空の星や島に打ち寄せる波を伊万里焼で表現し、見る角度や光の当たり方で工芸品としても楽しめる記念ボトルに仕上がった。

 米島酒造は家族を中心に小規模経営、手作りで製造を続けてきた。製造した泡盛の8割が久米島町内で愛飲され、島外に出回る量は多くない。

 時の流れを楽しんでほしいとの思いを込めた「刻樂」は、創業当時から使用する甕(かめ)で貯蔵した泡盛を入れた。4代目の田場社長は「時代を超えて熟成する泡盛の、時の流れや味の変化を感じてほしい」と話す。節目の自信作をアピールしつつも「酒造所で70年は、まだまだ若造。島に必要とされ、気軽に足を運んでもらえる酒造所でありたい」と力を込めた。

 「刻樂」は720ミリリットルで税込み5万円。度数は39度。購入すると後日、名前を入れた伊万里焼の首掛けを送る。離島フェア以外では、酒造所で販売する。