一足早く笑顔お届け クリスマスで県洋菓子協会 福祉施設にケーキ寄贈


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丁寧にケーキを仕上げる学生ら=4日、那覇市の沖縄製粉サービスセンター

 沖縄県洋菓子協会(平安名常光会長)は4日、那覇市の沖縄製粉サービスセンターで福祉施設の利用者に贈るクリスマスケーキ150個を製作した。歳末助け合い運動の一環として1975年から始め、ことしで40回を数える。専門学校「大育」の製菓衛生師科の学生ら13人を含む県洋菓子協会の会員約30人がチョコレートケーキを丁寧に作り上げた。ケーキの材料となる小麦粉や卵、牛乳などは県内の卸業者8社が提供した。

 5日はSOLA沖縄学園の学生が150個のケーキを作る予定で、計300個を6日に県社会福祉協議会を通じて児童福祉施設や児童デイサービスの利用者に贈る。

 製菓衛生師科の津嘉山梨於さん(19)は「プロからお菓子作りを教わる充実した時間になった。笑顔になれるケーキを届けたい」と話した。