【宮古島】東日本大震災に伴う福島第1原発事故を受け、福島県の家族らを宮古島市への保養ツアーに招待する原資となる「笑顔カレンダー 宮古島」の2019年版が完成した。365日全てに市民の笑顔の写真が掲載されており、制作した市民グループ「うむい宮古島」のメンバーが7日、購入を呼び掛けた。
18年版カレンダーの収益や寄付金は、今年実施された6回目となる保養ツアーに充てられ、7家族23人が訪れた。19年版の収益は来年のツアーに充てられる。
うむい宮古島の下地昌伸会長は「カレンダーを通して、福島の皆さんと素晴らしい関係を築いてきている。ぜひ購入して協力してほしい」と呼び掛けた。
カレンダーは1部500円(税込み)で発行部数は2500部。市内の各書店、うむい宮古島のホームページでも購入できる。問い合わせは事務局(電話)0980(79)7071。