【北谷】北谷町議会(亀谷長久議長)は20日の12月定例会本会議で、米軍嘉手納基地所属の空軍兵が拳銃を所持したまま基地の外に脱走し、行方不明になっていた事件について、事件の原因究明、武器の管理体制と通報体制の遵守などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決した。
15日に同町大村で発生した米軍人による酒気帯び運転に対する抗議決議と意見書も全会一致で可決した。
両決議、意見書とも、被疑者の居住地と在留期間を明確にし、日米両政府で再発防止策を講じるよう要求している。
宛先は決議が嘉手納基地第18航空団司令官、駐日米国大使など。意見書は首相、外相、防衛相など。【琉球新報電子版】