18年度上半期の観光収入最高 沖縄県、3895億円


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 沖縄県文化観光スポーツ部は20日、2018年度上半期の国内客と外国人空路客の観光消費額(観光収入)の速報値を発表した。第1四半期(4-6月)が1565億円、第2四半期(7-9月)が2330億円となりいずれも過去最高で、上半期で3895億円になった。1人当たり消費額は国内客が増加した一方、外国人空路客は減少した。

 県は近年、調査の集計作業に時間を要したことから速報値は発表していなかったが、観光関連事業者にいち早く有益なデータを提供するため、四半期ごとの推移を速報値として提供することにしたという。速報値のため、最終的な集計結果が改訂されることがあるとしている。嘉手苅孝夫文化観光スポーツ部長は「経済効果を高めるためにも指標は速やかに出していきたい」と述べた。

 1人当たり消費額は、国内客が4-6月期は前年同期比11・3%増、7-9月期は同8・2%増となった。マリンレジャーや離島周遊など観光メニューの多様化で支出機会が増えた。

 一方、外国人空路客は4-6月期は前年同期比12・9%減、7-9月期は同5・8%減だった。中国で昨年12月と今年7月に日用品の輸入関税引き下げがあった影響で、消費額が減少したとみられる。