社会

健闘 互いに誓う ハワイで請願活動 梶原さんとテレビ電話

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に抗議する集会が5日、米軍キャンプ・シュワブゲート前であった。年明け初の毎月第1土曜日恒例の県民大行動に約千人が参加し、新基地建設を止める決意を新たにした。参加者はトランプ米大統領に2月の県民投票まで埋め立て作業の一時停止を求める請願活動を始めた県系4世でハワイ在住のアーティスト・ロバート梶原さん(32)とテレビ電話を通して、互いの運動への健闘を誓い合った。


ロバート梶原さんと共に新基地建設反対へ決意を新たにした市民ら=5日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 「ハイサイ」とウチナーグチであいさつした梶原さんは、座り込む市民を見て涙ぐんだ。テレビ電話は、梶原さんやハワイで沖縄の文化継承に取り組む県系4世・エリック和田さん(53)らが、沖縄の海や人権を守る市民に感謝したいとの思いから実現した。

 梶原さんが「一人一人が私にとってヒーローで、私を奮い立たせ、署名運動をさせた。大統領から確かに返事は来る」と語り、会場から拍手が湧き起こった。

 沖縄平和運動センターの山城博治議長(66)は「世界に広がるウチナーンチュの団結を見せつけよう。県民は負けない」と語気を強めた。署名を呼び掛けるチラシを作成した県立芸大大学院1年の西永怜央菜さん(23)は「ゲート前に行かなくてもネットなどでできることはある。20万人分は集めたい」と署名を呼び掛けた。署名は7日締め切りで、5日午後4時半現在、17万7291筆集まっている。

 梶原さんが7日にホワイトハウス前で直訴集会を開くのに合わせ、県内でも8日午後4時から米軍キャンプ瑞慶覧石平ゲート前で連帯の行動がある。海上では埋め立て作業が続けられた一方、ゲート前から工事車両による搬入はなかった。









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