あす13日は旧暦12月8日の伝統行事「ムーチー」。県内各地で家族の健康・長寿を願い月桃の葉(サンニンガーサ)で餅を包むムーチーが食される。11日、那覇市国場の国場児童館では子どもたちがムーチーづくりに挑戦し、できたて熱々のムーチーを頰張った。
同児童館では、施設の遊び場に生えたサンニンガーサを使ってムーチーを作るのが定番だ。黒糖の風味豊かな茶色い餅の形を整え、葉に包む作業に挑戦した吉川智英君=仲井真小5年=は「最初は手に餅がくっついて大変だったが、どんどんこつをつかんで最後は上手にできた」と大満足の様子だった。