お宝が見つかるかも ジュンク堂で新春古書展 約1万冊の沖縄関連古書が出品


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古書オークションでお目当ての本を買い求める来場者ら=14日、那覇市牧志のジュンク堂書店

 開催中の第2回ジュンク堂新春古書展(全沖縄古書籍商組合主催)で14日、沖縄関連の歴史書や写真集、小説などの競売があった。古本好きの人が足を運んだ。坂本万七氏の遺作写真集「沖縄・昭和10年代」は500円から始まり、最終的には8500円で落札された。

 この日、約30冊を落札した金城栄喜さんは「何年も前から探していた『那覇百年のあゆみ』を買えてうれしい」と笑顔を見せた。

 新春古書展は2月11日まで開かれている。ツボヤ書房やダムダムブックスなど古書を扱う県内の11店が計約1万冊を出品しており、連日にぎわいを見せている。20日には「沖縄大百科事典」についてのトークショーもある。