自然満喫し自分のペースで 海洋博トリムがスタート 3コースにのべ4882人がエントリー


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号砲とともに一斉に駆け出す参加者=20日午前、本部町の海洋博公園

 【本部】第40回海洋博公園全国トリムマラソン大会(主催・国営沖縄記念公園事務所、同大会実行委員会、共催・本部町、沖縄美ら島財団、琉球新報社)が20日午前、本部町の海洋博公園で開幕した。

 備瀬福木並木(約10キロ)、フラワーガーデン(約6キロ)、ファミリーエンジョイ公園(約3.5キロ)の3コースにのべ4882人がエントリーしている。

備瀬福木並木の参加者たち=20日午前9時32分ごろ、本部町の海洋博公園

 開会式で大会長の花城良廣沖縄美ら島財団理事長は「『遅いあなたも主役です』がキャッチフレーズの大会で、幅広い年齢層の方々が参加している。新春のすがすがしい自然を自分のペースで駆け抜けてほしい」と出場者を激励した。

 副大会長の平良武康本部町長は「心から歓迎する。海や潮のかおり、緑のそよ風を感じてほしい」と呼び掛けた。

号砲とともに一斉に駆け出す参加者=20日午前、本部町の海洋博公園

 午前9時30分ごろに、備瀬福木並木コースからスタートした。ランナーたちは号砲が鳴ると、心地よい海風を受けながら駆けだした。

 備瀬福木並木コースに職場の仲間4人で参加した読谷村の波平淳さん(33)は「今日は全力で目立ちたい」と話していた。【琉球新報電子版】