和ソバの産地・大宜味村で24日、昨年11月に種をまいたソバの収穫作業が行われた。
青空が広がった山間の畑では、暖かい日差しを浴びながら、農家がコンバインで黒く色付いた実を次々と刈り取っていた。
栽培されている品種は沖縄の温暖な気候に適した「サチイズミ」。2ヘクタールの畑から約1.5トンの収穫を見込む。
村蕎麦生産組合の宮城久美子事務局長は「大宜味のソバは香りと粘りが特徴。今年も例年通り順調に育っている」と笑顔で語った。収穫したソバは乾燥され、3月2、3日に村の江洲公民館で開かれる「日本一早出し新そばまつり」で味わえる。