「県民投票が3択となりました。あなたは?」―。25日に放送されたラジオ沖縄(ROK)の人気番組「ティーサージ・パラダイス」が、県民投票の選択肢が3択となったことに対してリスナーの賛否を募った。投票の結果、3択に「反対」が41%、「賛成」が40%と拮抗(きっこう)し、「どちらでもない」が19%となった。
投票者からは「3択はややこしくなるのでは」「『どちらでもない』の選択肢に意味があるのか」「投票できることになってよかった」「全域で県民投票ができるのであれば、やむを得ない」などさまざまな意見が寄せられた。
同番組のパーソナリティーを務める真栄平仁(ひーぷー)さんは「賛成と反対、どちらでもないという選択肢の成立自体が、沖縄の複雑さを表している」と話す。「みんなが投票できることが最低条件だと思う」とし、番組内で県民投票への投票を呼び掛けた。