18年失業率最低3.4% 沖縄県内、45年ぶり記録更新


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 県企画部統計課は1日、2018年の完全失業率の平均が3・4%と発表した。1973年に記録した3・5%を45年ぶりに下回り、1972年の本土復帰以降、過去最低値を更新した。

 完全失業者は2万5000人で、前年に比べ2000人(7・4%)減少した。男女別に見ると男性は1万5000(前年比6・3%減)、女性は1万人(前年比同)となった。

 就業者は70万7000人で、前年に比べて1万6000人増加した。男女別に見ると、男性は38万4000人(前年比1・1%増)、女性は32万3000人(同3・5%増)となった。

 就業者数を産業別に見ると、サービス業や卸売業・小売業などの第3次産業の就業者数が最も多く56万3000人(前年比2・0%増)となり、建設業や製造業などの第2次産業の就業者数が10万5000人(同2・9%増)、農業や漁業など第1次産業が2万9000人(同3・3%減)となっている。