社会

17歳以下の声も聞いて スコーレ小中高生 「辺野古埋め立て」同世代の意見調査

珊瑚舎スコーレによるシール投票に参加する子どもたち=3日、那覇市おもろまちのサンエー那覇メインプレイス前

 投票権のない私たちの声も聞いて―。自主夜間学校を運営するNPO法人珊瑚舎スコーレに通う小中高生の有志が3日、沖縄県那覇市おもろまちのサンエー那覇メインプレイス前で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問うシール投票を実施した。投票権のない17歳以下の意思表明が主な目的。生徒たちの呼び掛けに、道行く少年少女が自分の考えをシールで示していた。17歳以下41人を含む88人が投票した。

 自転車を引いて通りかかった高校3年生の男子生徒(18)=浦添市=は、少し考えて反対にシールを貼った。「ニュースでよく見るけど、県民がダメと言っているのに政府は聞いてくれない。(現在の土砂投入区域では)サンゴの移植をせずに土砂を投入している。いいイメージはない」と、その理由を話す。男子中学生(13)=那覇市=はシールを賛成に貼った。「名護市長選で移設反対の候補が負けた。名護市より遠くに住む人が反対している感じがする。那覇空港の第二滑走路も埋め立てなのに辺野古だけ反対するのもおかしい」と話した。

 メインプレイスで買い物を済ませた小学5年生の女子(11)=那覇市=は「アメリカが好きだから協力したい」と賛成へ。辺野古の海を実際に見たことがあるという小6の末吉真生さん(12)=那覇市=は「きれいな海を壊してほしくない」と反対した。シール投票を呼び掛けた城間桂さん(12)は「みんなしっかり考えていて賛成・反対どちらの意見も納得できた」と話した。

 シール投票は10日に那覇市の希望ヶ丘公園、16日にパレットくもじ前広場、23日に北谷町美浜のアメリカンビレッジで、いずれも午後1~3時に開催する。

 投票結果は、24日の県民投票に合わせて発表する。問い合わせは珊瑚舎スコーレ(電話)098(836)9011。