オキナワ日本ボリビア協会主催の「第37回沖縄角力大会」が1月12日、ボリビア移住地第1地域体育館でボリビア沖縄角力振興会(知花翼会長)の協力の下、行われた。学生の部と一般の部では軽量級、中量級、重量級、無差別級の各階級に分かれて行われ、会場内では熱戦に大きな声援と歓声が飛び交っていた。
昨年は無差別級で7連覇をしてきた王者が破れるという世代交代があったが、今年は全階級で昨年の王者がけがや出稼ぎなどで参加しなかったため、新たな王者たちが誕生した。
重量級と無差別級で優勝したのは、昨年準優勝だった比嘉謙悟さん(23)。昨年の大会後に「来年は優勝を狙いたいと思います」と意気込んでいた比嘉さんは今年は見事に有言実行し、初めての優勝杯と3賞の技能賞を手にした。比嘉さんは「優勝できるとは思っていなかったが、このような結果になってうれしい。来年も優勝できるように頑張りたい」と話した。
花角力も行われ、女子らも相撲を取った。
(安里玉元三奈美通信員)