伝統芸能を堂々披露 若衆芸術祭が開幕


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 琉球芸能の次世代育成を図る第3回おきなわ伝統芸能「若衆芸術祭」(琉球新報社、沖縄芸能連盟主催)が10日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで始まった。10、11の2日間、琉球古典音楽や琉球舞踊を習う小中学生162人が、日頃の稽古の成果を披露する。協賛は沖縄美ら島財団、琉球舞踊奉納団、大光鉱山、本願寺派城徳寺、第一交通産業。

「かぎやで風節」を斉唱する受験者=10日、那覇市泉崎の琉球新報ホール
「上り口説」を披露する受験者

 初日は25組が出場し、緊張した面持ちながらも、堂々とした態度で審査に挑んだ。

 選考方法は2日間で成績上位30組を選び、成績優秀な個人に県知事賞と県教育長賞、琉球新報賞、若衆大賞を授与する。

 11日は27組が出演する。午後2時開演。入場料は2500円。